ストーカー対策
ストーカー被害の急増に対し、平成12年11月に「ストーカー規制法」が施行され、警察の介入が可能になりました。しかし、確たる証拠がないと、警察はなかなか動いてくれないのが現状です。そんな時に頼れるのが探偵社。日本総合調査センター(JRB)におまかせください。
- 以下のようなストーカー行為の確たる証拠を掴みます。
- つきまといや待ち伏せ、見張りさらには、住居等に押し掛ける
- 行動を監視していると思わせるような事項を告げる
- 面会・交際その他の義務のない行いを要求する
- 著しく粗野または、乱暴な言動をする
- 無言電話、または拒まれたにもかかわらず、連続して電話をかける
- 汚物や動物の死体など送付する
- 著しく名誉を害する事項を告げる
- 性的羞恥心を害する事項を告げたり、その文書・図画を送付する
調査事例
日本総合調査センターで実際に取り扱ったストーカー対策の事例をご覧ください。
お願いです、娘を助けてやってください 依頼者・50歳女性(母親)
相談内容
依頼者は自営業の女性です。母子家庭で育ててきた一人娘(22歳)が、「彼氏とのデート中の車内の様子一部始終を録った写真や動画をパソコン上に載せる」と脅迫されていました。さらに、「そうされたくなければ車内で彼氏にしていた事を自分にもしろ!」と自宅にも娘の携帯電話にも掛かってくる。警察に相談したが「電話番号や携帯電話の番号を相手が知ってるということは娘さんの知り合いでしょ。番号を変えれば良い」と、相手にしてもらえず(ストーカー規制法施行直後だったためか?)、何とか助けて欲しい。
調査に入ってからも見知らぬストーカーからの娘さんへの電話(相手は公衆電話から)は続き、まずはその電話の録音をしてもらう。執拗な脅迫は我々が聞いていても恐ろしいものでした。結局、問題解決にはストーカーと対決するしかない!と依頼者も娘さんも覚悟を決めました。決行は日曜日、我々は、多人数のスタッフを動員して、『娘さんだけは絶対に守る』事を第一に、ストーカーを確保する事にしました。事を実行する前に、当社で管轄の警察(先に依頼者が相談した)に出向き、これから起こるであろうことを説明すると「それは警察の仕事ですわ。しかし、今日は人が足りない」とのことで、我々が警察に協力して事にあたることになりました。
結局、我々は娘さんを守る事に徹し、警察は辺りの不審者をチェックすると言う体制をとることに。ストーカーからの電話で自宅から娘さんが出て行き、最寄の駅へ。頃合を見たかのようにまた連絡が。ストーカーは隣の駅に向かうように指示。娘さんには発信機を持ってもらっていたので会話は我々にも聞こえています。隣の駅に着いたらすかさず電話が「さっきの駅にいた奴がこの駅にも着てるけど、どういう事?」緊張が走ると同時に、我々はここに来るまでに見たバイクを思い出しました。何度かのストーカーと娘さんの電話のやり取り中に警察がめぼしい男に職務質問。彼のカバンの中には刃渡り30センチのアーミーナイフに催涙ガス、双眼鏡などが。緊急逮捕でした。