素行調査
素行調査は、その人物を知るうえで最も有効な調査方法です。尾行・行動調査を実施し、自宅や勤務先・交友関係・立ち寄り先・生活状況など、リアルタイムな情報を収集することで、対象者の人物像を浮き彫りにします。
- 素行調査の主な依頼内容には、以下のようなものがあります。
- 社員の素行(普段の行動・不正行為・背任行為など)を確認したい
- 対象者の動向(債務者・取引先・労働組合員など)を把握したい
- 子供の素行(生活状況・交友関係・交際相手など)を知りたい
調査事例
日本総合調査センターで実際に取り扱った素行調査の事例をご覧ください。
成績不振な従業員を解雇するための理由が欲しい 依頼者・43歳男性
相談内容
先代からの稼業を継いだ依頼者に対して、ことごとく反対の姿勢を見せる古参の社員(男性)がいます。依頼者の代になってからの営業成績は惨憺たるもの。営業車の走行距離やカタログの減り方などを見ると、ちゃんと営業活動をしているように見えます。もし、勤務時間中の行動に何らかの社則違反があれば解雇したいのですが…。
調査内容
古参社員が会社を出発するところから、帰社するまでの様子を7日間尾行調査。
社内での潜入調査。
古参社員は、初日は会社から直接自宅に戻り、なんとそのまま夕方まで自宅。夕方から家人と一緒に近所のスーパーへ買い物に行き、一旦自宅に戻ってから帰社。
2日目以降は午前中だけ得意先のみをまわり、昼からパチンコ店で遊び、夕方6時に帰社。
さらに、依頼者に協力をいただき社内に潜入した調査員からの情報で、この古参社員はめぼしい他の社員に声を掛け同業他社に引き抜こうとしていた事実も判明。
依頼者は全ての調査結果をもとに、男性を解雇しました。